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コンサルティング

【要約・書評】「超・箇条書き」

【要約・書評】「超・箇条書き」

こんにちは、
戦略コンサルタントのシータです。

早速ですが、戦略コンサルティング1年目が読むべきとされる4つの本、
「イシューからはじめよ」「超・箇条書き」「外資系コンサルのスライド作成術」「考える技術・書く技術」。

その中でも今回は、
議事録やメール、スライドの作成で役立つ「超・箇条書き」の要約・書評をします。

本文まとめ

伝えたいことを相手に伝える時、短く魅力的な箇条書き、つまり「超・箇条書き」を活用すべき。
「超・箇条書き」には3つの技術的な要素がある。
「構造化・物語化・メッセージ化」である。
「構造化」ではレベル感を整えることが必要で、「物語化」ではフックを作ることが必要、そして、「メッセージ化」ではスタンスをとることが必要である。
この技術的な3つの要素を加えることで、いつどこでも誰が相手でも「超・箇条書き」を使いこなせることが出来る。

序章 なぜ箇条書きが、最強のビジネススキルなのか?

箇条書きの機能は、「読み手や聞き手にとっての情報処理の負荷を減らす」こと。
「超・箇条書き」は、ただ情報を羅列するのではなく、「構造化・物語化・メッセージ化」の3つの技術的要素を加えることで完成する。

第1章 構造化

箇条書きは情報量が少ないので、構造にも意味を語らせる必要がある。
相手が全体像を一瞬で理解できるように、箇条書きを構造化すべきである。
そして、構造化の要件はレベル感を整えることである。
レベル感を整えるコツとして、以下の3つのポイントがある。
・自動詞と他動詞を使い分ける
・直列と並列で考える
・ガバニング

第2章 物語化

相手に最後まで読んでもらえるように、箇条書きを物語化すべきである。
物語化をするには、以下の3つのポイントがある。
・イントロ作り
・MECE崩し
・固有名詞を使う
上記の3つの技術を活用し、相手に刺さる箇条書きを生み出す。
超・箇条書きとは、相手のコンテキストをとことん考え抜く作業である。
※箇条書きすること自体を目的化してはいけない。

第3章 メッセージ化

相手の心を響かせ、相手に動いてもらうために、スタンスをとって箇条書きをメッセージ化することが必要である。
メッセージ化のコツは以下の3つである。
・「隠れ重言」を排除する
・「否定」で退路を断つ
・形容詞や副詞は「数字」に変える

第4章 超・箇条書きをもっと使いこなす

超・箇条書きは、ビジネスシーンで以下の活用方法もある
・ストーリーライティング
・パラグラフライティング

以上が、本書の要約である。

書評

情報過多の時代には、情報を短く簡潔に魅力的にまとめて伝えることが求められる。
本書では、その「情報を短く簡潔に魅力的に」まとめる方法を身に付けることが出来る。
本書を読んでいて強烈に頭に残ったワードは、「で、それが何?箇条書き」と「ロジカルバカの箇条書き」。
自分自身あまりにもロジックを意識しすぎるあまり、相手に伝わることを少し蔑ろにしていたと思い知った。
「考える技術・書く技術」と伝えたいメッセージは近しいのだが、本書の方がよりクリアに書かれているので、
読んでいる人たちにもすぐに実行できる方法ばかりだと思う。
是非、読んでほしい一冊。