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コンサルティング

コンサルティング業界への入り方【フェルミ推定対策】

こんにちは!

2019年になりました。

今年の目標は「アウトプット」です。

シータです。

 

今後のブログの記事として、

現在私がコンサルティング業界に身を置いておりますので、

・コンサルティングに関して

・コンサルティン業界への入り方

・ITに関して(プログラミングなど)

を主に記して行きます。

 

「コンサルティングに関して」は幅が広いのですが、

学んだことや読んだ本を記していけたらと思います。

※今はもっぱら経済学と統計学にハマっております。

 

さて、

今回の記事は

コンサルティング業界への入り方

です。

コンサルティング業界とは、

外資系でいえば、マッキンゼーやボストンコンサルティンググループ

日系でいえば、アビームコンサルティングやクニエですね。

 

コンサルティング業界に入ることは競争率も高く、

就活生や転職組に取って難関であることは間違いありません。

特に大きな問題となるのはやはり「フェルミ推定」「ケース問題」でしょう。

この二つをうまく乗り越えられたら大幅に加点になります。

むしろ、できなければ合格はありえません。

 

※フェルミ推定とは、道の数字を論理と常識を拠り所に推定する問題です。

例)シカゴにピアノ調律士師は何人いますか。

※ケース問題とは、ごく単純化されたビジネスシチュエーションを使って、問題解決能力を測る問題です。

例)オリンピックで日本のメダル数を増やすにはどうすれば良いでしょうか。

 

さて、

この二つの問題で求められていることは、

決まった答えのない問いに対して、いかに論理的に、また多面的な見方で分析をして、

示唆を述べることができるか

です。

これさえ出来れば問題ございません。

しかし、これがなかなかに難しい。。。

 

普段からロジカルシンキングを心がけている人であれば、

ある程度の常識と知識、そしてフォーマット化されつつある解法を知っておけば問題ございません。

しかし、ロジカルシンキングができない人は無理です。

というかロジカルシンキングができない人はコンサルティング業界は到底厳しいです。。。

 

例えば、

先ほどのケース問題で例にあげたオリンピックのメダル数を増やす方法ですが、

例えば「審査員を買収する」とか答えている人はもう無理です。

自分に何を求められているのかを理解していません。

 

さて、

今回はフェルミ推定に特化して対策法を述べていきます。

ここでは汎用性のある基本型を記載します。

フェルミ推定を出された時のあなたが取るべき順番は以下です。

①前提確認

②アプローチ設定

③モデル化

④計算実行

⑤現実性検証

です。

 

それでは、

先ほど例に挙げた「シカゴにピアノ調律師は何人いるか」という問題を例に、

この5つのステップを順に説明していきます。

 

①前提確認

ここでは、

定義が分からない単語、またどこまでの範囲であるかを決めなければなりません。

ここでは、「シカゴ」と「ピアノ調律師」なので特に言葉の定義付けは必要ないのですが、

範囲は「1年」としましょう。

 

②アプローチ設定

ここでは、基本的な式を設定いたします。

モデル化との違いとしては、

アプローチ設定は横に展開する式を考え、

モデル化では縦に分解する式、数字を考慮した式を考えましょう。

ですので、

ピアノの調律師の数 = シカゴにおけるピアノ調律需要(年) ÷ 調律師1人が調律できる件数(年)

と展開しました。

※ここでのポイントは

供給量 = 需用量

という定式を考えること。

つまり、シカゴでどのくらいのピアノの調律需要があるのか、ということです。

供給量はピアノ調律師の数ですね。

つまり、シカゴには、その地域のピアノ調律需要を満たすのに十分な調律師がいると考えましょう。(ここは自分で勝手に定義付けして進めて問題ございません。)

ですので、

ピアノの調律師の数 = シカゴにおけるピアノ調律需要(年) ÷ 調律師1人が調律できる件数(年)

という式を推定できるのです。

 

③モデル化

先ほどのアプローチで問題なのが、

ピアノ調律需要はいきなり答えは出ませんね。

つまりまだ数字を使って解くことができないのです。

なのでピアノ調律需要をさらに分解していきます。

ピアノ調律需要を把握するためには、まずはピアノの台数を考えなくてはいけません。

ピアノの台数とは、

多くが家庭に存在すると決めつけ、世帯の数にピアノの保有数をかけたものから算出可能です。

世帯の数とは年の人口から推定できます。

 

このように、

算出したいものをゴールにして、それを逆からたどる方法ですとスムーズに論理構築することができます。

さて、次にシカゴの人口を推定します。

シカゴはアメリカでの大都市で仮に300万人と仮定しましょう。

※こういった数字はある程度適当で問題ございません。数字の定義で頭が止まってしますのは意味がないからです。アメリカの人口からフェルミ推定で解くこともできますが、今回の問題では特に必要もございません。時間も限られております。

人口を元に世帯数を算出します。

1世帯当たりの人数が3人(アメリカは日本よりも1世帯当たりの人数が多い)とすると、

100万世帯と算出できます。

 

では、

ピアノの数を推定します。

100万世帯全ての家庭にピアノがあるわけではないです。

ピアノが家にあるような家庭はおそらくファミリー層でしょう。

ざっくりと半数の50万世帯がファミリー層とします。

そして、その中でも10世帯に1台くらいがピアノを保有していると想定します。

 

すると、以下の式が算出できます。

100万世帯 × 50%(ファミリー層) × 10%(保有率) = 5万台

 

ピアノの台数を推定できました。

 

では、シカゴにピアノが5万台あるとして、

1年間にどのくらいの調律需要があるのでしょうか。

 

ピアノの調律は年に1回くらいでしょう。

すると年間の調律需要は、1年に5万件と推定できます。

 

さて、

1年に5万件の調律をするには、何人の調律師が必要になるでしょうか。

 

ここで問題なのは、

ピアノ調律師は1日にどのくらいの調律をすることが出来るかです。

調律は1時間で終わる簡単なものでもないです。

つまり1日5件はかなり厳しそうですね。

ここでは、午前に1件、午後に2件、1日に3件と推定するのが妥当かもしれません。

 

よって、

ピアノ調律師の稼働日数を1年の中で200日と考慮すると、

 

1日3件 × 年間200日 = 600件/年

の調律が可能です。

 

さあ、ここまできたらあと一歩です。

 

④計算実行

シカゴにおけるピアノ調律師の数 =

シカゴにおけるピアノ調律需要(5万件/年) ÷ 調律師1人あたりが調律できる回数(600件/年) = 83.333 = 83人

という推定になりました。

 

⑤現実性検証

ここでの検証方法としては、

人口でこの数字を割ることが一番でしょう。

そうすると、約3万6000人に1人の割合でピアノ調律師がいることになります。

妥当ではないでしょうか。

 

このように、

フェルミ推定を行う際には、最後の簡単な方法で良いので検証しましょう。

検証は桁が大幅に外れていないか、くらいで問題ございません。

※ケース問題ではこうはいきませんが。。。

 

 

以上が、

フェルミ推定の流れです。

概要は掴めましたでしょうか。

 

大事なことは、

定義付けをして分解して推定すること

これさえ肝に命じておけば乗り越えるでしょう。

 

さて、

次の記事では「ケース問題」対策に関して述べていきます。