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Google Adsense 通過した喜びを小説にしてみた

Google Adsense 通過した喜びを小説にしてみた

 

こんにちは、

ついにGoogle Adsenseを通過した若者です。

ブログに熱を入れて2週間で審査をクリアすることとなりました。

 

そんな喜びを小説にしました。

 

タイトル:危険な知らせ

 

五月雨に鳴る蝉の音を聞きながら、

秋の訪れを感じている私の元に一件のメールが届いた。

「そういや今何してる?」

幼馴染からのメールだった。

彼女とは幼稚園の頃から中学校まで一緒にいて、

いつも遊んでいたのだが、

私が地方の高校に進学をすることになってからは一切会わなくなった。

地元にたまに帰る時も特に会う約束もせずに、

幼馴染なんてこんなものか、と思いつつ彼女の実家を尋ねるのを逡巡していた。

そうして今は顔を見ずに7年の歳月が立っていた。

つまり、7年ぶりのやりとりというわけだ。

私は急な連絡に案外落ち着いて、

「今は東京で働いているよ」

と返事をした。

 

するとすぐさま彼女から、

「そう。私も東京なんだけど会えない?」

なんて返事が来るのだから、僕は正直少しの嬉しさと緊張が心をよぎった。

久しぶりに彼女に会えるのか・・・

どんな風になっているのだろうか・・・

「え、東京なんだ!20時に仕事が終わるから、それからなら会えるよ」

少し上から目線のメールを送り、

自分は急な幼馴染との再会に浮ついてはいないぞと文脈に込めた。

「やった!私も20時に仕事が終わるから、それから会いましょう。場所はどこがいい?」

「わかった。場所は新宿なんてどうだい?」

「はい!職場から近いからすぐ行けるわ。なら20時30分に新宿アルタ前で良い?」

「OK。ならまたその時に!」

「うん!」

このやりとりも3分もたたないうちに完結した。

私は中学生の頃から彼女に思い秘めていた言葉がある。

いつも自由奔放な彼女に対して、

どこか周りに冷めていた私は憧れの念を抱いていた。

いや、憧れどころではないかもしれない。

彼女のことが好きだった。

でも「好きだ」という言葉をどうしても発することができず、

彼女のそばを離れてしまった。

正直、急なこのメールによって、

あの時の感情が全く出てこないかと言われたら嘘になる。

会ってしまったらきっと僕はまたあの時の感情に逆戻りをするだろうな・・・

でも今僕には交際している彼女がいる。

出会って1年の大事な彼女がいる。

そんな彼女を置いといて、彼女の知らない人と会っても良いのだろうか。

彼女は現在地方に出張中だから、正直私も止めてくれる天使はいない。

そう思いながら、徐々に時間は20時へと進んで行く。

現在時間は19時20分。

だめだ、もう幼馴染と再会するしかない。

誰も私を止めてくれる人はいなかった。

きっとそういう運命なのだろうか。

幼馴染と久しぶりに再会して、そこから恋が発展し、

結婚に至るケースなんてよくある。

所詮、私もそのありきたりな物語の主人公なのだろう。

 

なんてぼんやり考えていると、

一件のメールが届いた。

「おめでとうございます。

Google Adsenseに自分のサイトが接続されました」

 

大事に育てた自身の雑記ブログがGoogle Adsenseに承認されたのだ。

私はブログの力でやがては独立して行きたいと願っていたのだから、

この上ない喜びだった。

そして私は今日、承認されてからの一発目の記事を書かなければならないと心を燃やした。

そうして会社のパソコンで書き始め、

気づいたら夜の22を回っていた。

幼馴染を放ったらかしたままだった。

良かった。

これで良かったんだ。

危険な恋は幕をあけることなくそっと姿を消していった。

 

End