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【要約・書評】「マッキンゼー流 入社1年目ロジカルシンキングの教科書」から学ぶロジカルシンキングとは?

【要約・書評】「マッキンゼー流 入社1年目ロジカルシンキングの教科書」

こんにちは、
戦略コンサルタントのシータです。

今回は、
「マッキンゼー流 入社1年目ロジカルシンキングの教科書」
を読みました。

早速ですが、
良く耳にする「ロジカルシンキング」とは一体何でしょうか。

多くの人が、
「ロジカルに物事を考える」とか、
「ロジカルに説明する」などと想像したかと思います。

ですが、
それだけを「ロジカルシンキング」とは言わない、と本書の筆者は言っております。

では、
一体何が「ロジカルシンキング」であるのか。

それを以下の要約から見ていきましょう。

「マッキンゼー流 入社1年目ロジカルシンキングの教科書」要約

真のロジカルシンキングとは、
意識的にクリティカルに思考することで鋭くなった『直感』の正しさを、
ロジカルに展開し、証明してくれるもの。

「マッキンゼー流 入社1年目ロジカルシンキングの教科書」章ごとの要約

第1講義 論理思考は難しくない

論理思考とは、「クリティカルに考え、(深い洞察による自分の考えをもち)、ロジカルに展開する(分かりやすく伝える)」ということ。

マッキンゼー流のロジカルシンキングとは、
常にゼロ発想、仮説思考で、その場に最適で的を得た「新しい答え」をクリエイティブ(創造的)に作っていくもの。

 

ゼロ思考で考えた直感を以下のステップでロジカルにする。

1、前提を自分でちゃんと確認する
2、深く根拠を調べて伝える
3、自分だけの深い意見をもつ

ロジカルだけでは通じない状況があるので、
クリティカル(深い洞察)にゼロ思考で考える癖をつけるべき。

 

第2講義 クリティカルに考える

クリティカルな思考(深い洞察)がなければ何事も始まらない。

最初に出来るだけ俯瞰して前提条件を確認しておく。
以下の相関関係と因果関係を同じに考えず、前提条件から導き出される結果を見る。

相関関係=結果的に関係性はあるものの、直接的な原因と結果としての関係はない。
因果関係=結果的に関係性があり、合理的かつ直接的に原因と結果の関係となるもの。

クリティカルな思考の3つの基本姿勢
1、目的は何かを常に意識する
2、思考パターンの枠を意識する
3、問い続ける(So What? Why So?)

クリティカルシンキングを習慣にするために、
「事実と意見を区別する」「ソクラテスメソッド」「具体的に考える」と常に意識する。

 

第3講義 ロジカルに展開する

ロジカルに分かりやすく説明するときのポイント
・論理に漏れがないか(MECE)
・論理が深掘りされているか(So What? Why So?)
・論理に筋が通っているか(So What? Why So?)

→ピラミッドストラクチャで展開すると自然と上記のポイントを守ることができる。

ピラミッドストラクチャに展開するときのステップ
1、課題テーマを決める
2、論理の枠組みを考える
3、思考を明らかにする
4、根拠を明らかにする

課題テーマやメッセージを考える時などには、
「演繹法」と「帰納法」を効果的に使うと良い。

以上のことを踏まえて、効果的に伝えるために、
「テーマ」→「結論」→「根拠」→「行動」という順序で話すようにする。

 

第4講義 クリティカルに発想する

自分だけのクリティカルなアイデアを出すためには、
「等価交換法」や「シックスハット法」などを使って論理的に導くべき。
アイデア発想や「閃き」というのは、偶然がうむのではなく、実はとても論理的なしくむ=論理思考によって生み出されるもの。

 

第5講義 クリシン+ロジシンで独創的な飛躍をする

自分の思考を行動に移す時には、「シナリオ分析」をすべき。
つまり、「うまくいった時に起こること」「うまくいかなかった時に起こること」ぞれぞれを想定して、
あらかじめ「対策」までシナリオとして作っておくこと。

「本物の論理思考」というのは、
論理思考を習慣にして、
意識的にクリティカルに思考することで鋭くなった『直感』の正しさを、
ロジカルに証明してくれるもの。

以上です。

 

「論理思考・ロジカルシンキング」という概念への意識が変わったのではないでしょうか。

ただ、論理的に説明するだけを「ロジカルシンキング」とは言わないのです。

より良い行動に移すための、
自身の深い洞察とそれをロジカルに展開すること全てを含めて
「ロジカルシンキング」と言うのです。

皆様もより良い行動を生み出すために、
「ロジカルシンキング」を意識してみましょう。